発達障害

子育て

子供が不登校になった時②;心の逞しさの鍛え方

前稿は不登校のメカニズムを考えました。 ここからは、保護者はいつ、何を、どうすればいいのか、具体的な対処法を見ていきます。もちろん、保護者の対応だけで解決できず、専門家や専門機関の手を借りることもあると思いますが、児童精神科...
子育て

発達のメカニズム~多動傾向のなりたち

過去稿でも触れましたが、私は、日本人はグラデーション的には全員が自閉症の遺伝傾向を持っている、またその中で多動症の遺伝傾向のある人は臨床域で数%、グラデーション的には数十%くらいと考えています。 なので゛普通に”育てても多少の特性が...
子育て

なぜ「先天障害」ではなく「発達障害」なのか?~発達のメカニズム

発達障害はあくまで“発達”障害であって、“先天”障害ではありません。生まれつきで「そうなる」と決まったわけではなくて、発達の過程でなりたつということです。なので、特性に対する支援アプローチも、発達の終わった大人と、発達途上の子ども...
いろいろ

遺伝子と環境の気になる関係②:環境への適応・発達

前稿は環境がどのように遺伝子の制御に影響するかをみましたが、今稿は遺伝子が作り出すたんぱく質とそのたんぱく質がおこなう身体の機能への環境の影響についてみてみます。前半は細胞の働き方、後半は発達との関連でです。 細胞のあつまりが生命に...
はじめにどうぞ

発達障害は増えているの?~増えているとすればその要因は?

自己紹介にも載せていますが、私の医師としての専門は、小児(児童)精神科になります。主に、乳幼児の成長・発達支援をしています。 療育センターで会う患者さんは、やはり「発達障害かもしれない」が主訴の方が一番多く、初診で2~4歳くらいが目...
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